-お年寄りと鍼灸-
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足腰の痛みや運動制限、目のかすみ、耳鳴りに悩んで病院に行けば「お年ですから」つまり暗に「もう良くなりませんよ」と宣告されてがっかりしてしまうお年寄りは多いことと思います。もちろんお年寄りのこうした症状が完全に良くなると考える事はあまり現実的ではないかもしれません。しかし例えば機械だって手入れが行き届いているものとそうでないものとでは動きが全く違います。機械よりもっと複雑で精巧な仕組みを持つ人の体ではその違いがなおさら大きいのです。つまり多くの場合、こうした老人性の症状であっても治療することによって一定の効果は十分に期待できるものです。 ご老人の治療では治るのか治らないのかといった二元論的な判断の仕方は適切ではない場合が多いように思います。むしろ質の良いケアーを受けると言う意識が大切です。それは風邪をひきやすかった方が風邪をひきにくくなる、持病の痛みに苦しんでいた方がその頻度や程度が軽くなるということです。そして生有る限り、日々の生活を楽しめるような良い状態を維持していく事を目標に治療していきましょう。 |
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