ー生理痛ー





◎患者さんはピアノの講師をなさっている30代の女性です。頑固な肩凝りを主訴として本院の鍼治療を受けました。その過程で、長い間辛かった生理痛が消失しました。


問、悩んでいた生理痛の様子をお聞かせ下さい。


答、生理は小学生の時に始まりましたが、痛みが出るようになったのは中学生の時からです。
  痛いのはだいたい1日目で体全体がだるくて、下腹部と腰が痛くなって、足もむくむし頭も痛くなるし、特に肩が張ってとても辛くなっていました。それでいつも生理が来るとバッファリンを2錠づつ飲んでいたんです。


問、普段から元々肩凝りはひどかったようですね。


答、ええ、こちらに通い始める1年ほど前に、交通事故でむち打ち症になり、その半年後から肩と首がとても辛くなって来ました。そのうえ仕事が忙しくなってきて休みがとりにくくなったり、それまで通っていたスイミングスクールをやめたこともあり、いろいろ重なってとにかくひどい状態でした。特に肩凝りがひどくて、こちらに来る前は整形外科やカイロプラクティックに通っていました。整形外科ではパルス通電、湿布、牽引などをしました。牽引は、やった直後はスッキリするのですが、後が良くないようでした。


問、当院の鍼治療を受けた印象はいかがでしたか?


答、最初はとにかく頭や首の周りがスッキリしました。体に刺さるという事が心配でしたが、痛いということは全然無く、むしろ気持ちが良いです。
  お灸は、痕が残るのではと心配していましたが、実際には残りませんね。

問、当院では特に若い女性の患者さんに対しては、特別な場合を除き、痕がつかないやり方でお灸をしていますから。最初の1年は、週に2回と大変よく通いましたね。2年目は週に1回になって、 最近は2週に1回で充分になっています。その間の経過はいかがでしたか?


答、1年くらいで肩凝りが良くなってきて、同時に生理の不快な症状はなくなってきました。また、生理の前兆として肩が凝るのも軽くなって来ています。


問、現在生理痛の薬は飲んでいますか?


答、もう飲んでいません。要らなくなりました。今は健康維持のために通っています。ピアノの講師の職業病として、肩と眼が疲れます。ずっと同じ姿勢で、楽譜を眼で追い続けますので。でも、今はまたスポーツクラブで運動も再開しています。

問、スポーツは自分の健康を維持するために大変良いので、これからもぜひ続けて行かれると良いですね。今日はどうもありがとうございました。



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